ルワンダ・コプロカという種類のコーヒー豆を購入しましたので、味についてご紹介したいと思います。
ルワンダ・コプロカとは?
ルワンダはコーヒー豆の産地を意味しており、ルワンダ共和国で栽培されたコーヒー豆です。
ルワンダは東アフリカに属する共和制国家でタンザニアの西、コンゴ民主共和国の東に位置しています。
農業が盛んであり、コーヒーの栽培も盛んです。
ルワンダの悲劇である「1994年 ルワンダ大虐殺(ジェノサイド)」により、一時はコーヒーの生産量も大きく低下しました。
しかし、2000年以降にIT産業を中心とした急速な経済成長を遂げており、「アフリカの奇跡」と呼ばれています。
コーヒー産業も大きく回復しており、2008年にはコーヒーの国際品評会であるカップオブエクセレンス(COE)が開催されるなど、近年では高品質な豆を生産する国の一つとして注目されています。
今回の豆は「コプロカ」という名前がついていますが、これはコーヒー豆を精製するための「ウォッシングステーション」の名前です。
つまり、「コプロカ・ウォッシングステーションで精製されたルワンダの豆」が今回のルワンダ・コプロカということになります。
豆の種類と抽出方法
- 豆の種類:ルワンダ・コプロカ
- 焙煎度:中煎り
- 挽き具合:中挽き
- 抽出方法:ドリップ(HARIO V60/ペーパー)
飲んでみた感想
香り:
シトラスの香りをほのかに感じました。飲んだ後から呼吸を通して感じる華やかな風味も素晴らしいです。
酸味:
リンゴを思わせるフルーツの酸味を感じました。
苦味:
飲み始めは苦味もあるか?と思ったものの、2口、3口と飲んでいくと酸味と苦味が調和してちょうど良いバランスの採れた味わいでした。
甘み:
一口目の印象は「甘い」でした。それくらい最初の一口目にチョコレートのような甘みを感じる味でした。苦味同様に2口、3口と飲んでいくと酸味とのバランスがとれて、次第にフルーティーな甘みに変化します。
コク:
しっかりとしたコクも感じます。
総評:
甘さの印象が強い飲んだ後にも余韻の残るコーヒーでした。
チョコレートの苦味に始まり、フルーティーな酸味が花開いてゆく、そんなイメージのコーヒーです。
ドリップの仕方としては中煎り、中挽きで良いかと思います。甘みのあるコーヒーなので湯温をやや低めにすると酸味との相性を楽しめるかも知れません。
まとめ
今回はルワンダ・コプロカの味についてご紹介しました。
苦味と酸味の変化を楽しめて余韻もある大変美味しいコーヒーでした。
甘味やコクがあり、味の変化や余韻を楽しめますので、午後のホット一息付きたい時にじっくり味わいたい。
そんなコーヒーです。
ぜひ一度試して頂ければと思います。
それではまた。
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