ニカラグア・ジャバニカ:コーヒーを味わう

コーヒーレビュー・感想

ニカラグア産のジャバニカ種という種類のコーヒー豆を購入しましたので、味についてご紹介したいと思います。

ニカラグア・ジャバニカとは?

ニカラグアはコーヒー豆の産地を意味しており、ニカラグア共和国で栽培されたコーヒー豆です。

ニカラグアは中央アメリカ中部に位置する共和制国家でコスタリカの北、ホンジュラスの南東に位置するカリブ海に面した国です。

中央アメリカに位置する他の国に比べると比較的平野の多い国ですが、地域によってはコーヒーの生産に適した標高の高い地域もあります。

実際に、ニカラグアのコーヒーの品質は生産地の標高を基準としており、最高級グレードのものは標高1500m以上の地域で栽培されたものとされています。

ジャバニカの由来としては、もともとインドネシアのジャワ島に持ち込まれたコーヒーがジャバと呼ばれていました。

この「ジャバ」がニカラグアでも栽培されるようになり、「ニカラグア」の「ジャバ」で「ジャバニカ」と呼ばれるようになったんですね。

豆の種類と抽出方法

  • 豆の種類:ニカラグア・ジャバニカ
  • 焙煎度:浅煎り
  • 挽き具合:中細挽き
  • 抽出方法:ドリップ(HARIO V60/ペーパー)

飲んでみた感想

香り:
変わった表現にはなりますが、香ばしさの中に小麦を連想するやわらかい香りを感じました。飲み干した後のカップに残った残り香が素晴らしく、シナモンの甘みを帯びた非常に良い香りでした。

酸味:
レモンの爽やかな酸味。

苦味:
苦味は控えめでスッキリとした印象です。

甘み:
酸味の中に荒々しい甘みも感じました。
(表現が難しいのですが、マイルドというよりは、ほのかだけど力強いといった印象。)

コク:
ナッツの香ばしさの中にコクも感じました。

総評:
レモンの爽やかな酸味にナッツの風味が加わった爽やかながらも香ばしいコーヒーでした。

酸味が際立つ印象ですが、ナッツの香ばしさも感じる力強いコーヒーでした。今回のように浅煎りで華やかな風味を楽しみたいですが、浅煎りだとコーヒーの旨味が出にくいため、中挽きから中細挽きくらいでやや細かめに挽くと美味しく頂けます。

まとめ

今回はニカラグア産のジャバニカ種というコーヒー豆の味についてご紹介しました。

香ばしく、野性味を感じる酸味が特徴的なコーヒーでした。

酸味を好まれる方で、いつもとは一味異なるテイストをお求めの方にオススメのコーヒーですのぜひ試してみてくださいね。

それではまた。

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